顔汗や脇汗を抑える方法として、医薬品の塩化アルミニウム液が効果的です。
汗をシャットアウトする効果が高い代わりに、塩化アルミニウム液には副作用のリスクがありますのでどんな症状が出やすいのかチェックしておきましょう。
塩化アルミニウム液は顔汗に効果があるの?
塩化アルミニウム液は、顔汗に効果のある成分として代表的です。
多汗症の治療として塗り薬の中に配合されていて、皮膚科で処方してもらったり個人輸入で購入したりできます。
- デトランスα:医療先進国のデンマークで開発され、25%と高濃度で塩化アルミニウムが配合されている
- オドレミン:濃度はデトランスαよりも薄く、わきがの対策としても用いられている
上記の2つが代表的な製品で、インターネットで簡単に入手できるようになりました。
塩化アルミニウム液がなぜ顔汗や脇汗の症状に効果があるのか理由を見ていきましょう。
- 肌へと塗布することによって汗の出る汗腺を変性させる
- 物理的に汗腺へと角栓を作って穴を塞ぐ
- 汗が出にくくなるのでデオドラント効果も期待できる
手の平や足の裏では発汗抑制機能が発揮されないことが多く、個人差もあるので100%汗を抑えられるわけではありません。
しかし、医薬品として確かな効果が確認されていますし、収れん作用に加えて殺菌作用も持ち合わせている成分なので塩化アルミニウム液の使用で顔汗や多汗症の対策ができます。
塩化アルミニウム液の正しい使い方は?
塩化アルミニウム液は化粧品とは異なり、医薬部外品や医薬品として販売されているので顔汗を抑える効果が高いのが特徴です。
近年の研究によると、長期間に渡って塗布を続けて汗の生産そのものを抑制できることも分かりました。
効果が高いからこそ刺激も強く、安全に顔汗対策として取り入れるには正しい使い方を押さえておかなければなりません。
どのように塩化アルミニウム液を使えば良いのか見ていきましょう。
- デリケートな顔に使う場合は濃度が10%程度の製品を選ぶ
- コットンなどに薬剤をしみ込ませた後にトントンと叩き込むイメージで塗布する
- 1日中に渡って塗布するのではなく皮膚へと擦り込んで30分くらい経ったら洗い流す
- 毎日使うことはできず、製品の目安の使い方に従って適度に塗布する
ほかの制汗剤と同じ要領で使っていると、肌トラブルの原因となるので注意が必要です。
塩化アルミニウム液に副作用のリスクはあるの?
脇汗の対策として塩化アルミニウム液を使う分には効果的で、多汗症やわきがの治療につながります。
ただし、デリケートな顔への使用はあまりおすすめできず、副作用のリスクがあるのが大きな理由です。
塩化アルミニウム液の塗布でどんな副作用が引き起こされるのかいくつか挙げてみました。
- 肌のかゆみ
- 肌のかぶれ
- 湿疹や発疹
- チクチクとした痛み
- 肌の赤みや炎症
- 小さな水疱
- 顔の火照り
- めまい
「塗り過ぎない」「塗ったまま放置し過ぎない」といった点に気を配っていても、肌質の弱い人や敏感肌の女性が使うとさまざまな肌荒れにつながります。
「とにかく刺激が強かったので辛かったです」と口コミを残している方もいますし、自分勝手な判断で塩化アルミニウム液を使わない方が良いのはお分かり頂けるでしょう。
その点、サラフェプラスには塩化アルミニウムが含まれておらず、汗腺を完全に塞ぐのではなく毛穴から出る汗に吸着して流れ出ないようにするフェノールスルホン酸亜鉛が入っています。
副作用なく安全に使用できますので、初めて顔汗対策を始めようと考えている女性はサラフェプラスを試してみてください。