私たちは精神的なストレスが溜まると、顔汗や脇汗など発汗量が増える特徴があります。
この現象を精神性発汗と呼び、自律神経を整えることで改善できますので、どんな対策を行えば良いのか見ていきましょう。
ストレスが原因で顔汗は増えるの?
「夏場で気温が高い」「激しい運動をした」といった理由がないのにも関わらず、顔汗が増える女性はストレスが原因だと考えられます。
ストレスが原因で汗の分泌量が増える現象を精神性発汗と呼び、具体的な症状をいくつか挙げてみました。
- 緊張していて顔汗の量が異常に増える
- 顔だけではなく手や脇の下の発汗量も多くなる
- 汗が気になれば気になるほど症状が酷くなっていく
精神性発汗が出るシチュエーションは、「初対面の人と話している」「プレゼンをしている」「大勢の人に囲まれている」など個人によって異なります。
どのような状況にしてもストレスや緊張が深く関わっていて、顔汗の量が増えるメカニズムを見ていきましょう。
- 本来は汗腺から分泌される汗は水分蒸発で熱を奪う気化熱で体温調節をしている
- 発汗の機能をコントロールしているのが交感神経と副交感神経の2つの自律神経
- 精神的なストレスを抱えていて上手く発散できていない女性は自律神経が乱れる
- 交感神経が優位な状態になり過ぎると極度の緊張やストレスを解すために汗を出す
- 顔汗や脇汗など顔や身体にかく汗の量が一時的に増える
本来であれば、交感神経と副交感神経が上手くバランスを保って体温調節や血管などさまざまな機能をコントロールしています。
しかし、精神的なストレスは自律神経を乱しやすく、交感神経が優位な状態になって「顔汗が止まらない」「顔汗がダラダラ流れる」といった症状につながるのです。
精神性発汗を抑えるために自律神経を整える対策をしよう
私たちが生きていく中で、何かしらのストレスを抱えるのは何も不思議なことではありません。
それでも、「何か嫌なことがある」⇒「ストレスを感じる」⇒「上手く発散できていない」⇒「見えないところで溜まる」と繰り返していると、精神性発汗の症状は悪化します。
そこで、精神性発汗による顔汗の増加を抑えるために、自律神経を整える対策をしましょう。
- 肘を曲げて外回りに回しながら大きく息を吸ったり吐いたりする腹式呼吸を行う
- きのこ類や海藻類など食物繊維が多い食べ物、納豆や漬物など発酵食品を積極的に食べる
- 38℃~40℃くらいのぬるま湯を湯船に張り、20分程度の半身浴をして身体をジワジワと温める
- 目覚めた時や就寝前のタイミングで布団の上で身体を伸ばすストレッチに取り組む
- とにかく空いた時間を見つけて自分の趣味に取り組んでみる
直接的に顔汗の量を抑えることはできなくても、これらの対策でストレスを上手く発散していれば自律神経の乱れを予防できます。
元々体質的に汗っかきの女性ほど精神性発汗が加わって余計に顔汗が出やすくなりますので、自分にピッタリのストレス発散法を探してみてください。
ストレスが原因の顔汗には制汗剤も効果的!
ストレスが原因の顔汗を対策するにあたり、制汗剤の使用も実に効果的です。
- ストレスが引き金となって顔汗の量が増える
- 顔汗で人の目線が気になってさらに焦る
- 余計にプレッシャーを感じる
- さらに精神性発汗が酷くなる
上記のように負のスパイラルに陥りやすく、「自分は顔汗が全く出ていない」と思い込めば気が楽になります。
一時的に顔汗を食い止める方法として制汗剤が最も適していますので、たくさんの女性から支持されているサラフェプラスを使ってみてはいかがでしょうか。
フェノールスルホン酸亜鉛と呼ばれる制汗成分を含み、毛穴から出る汗を吸着して流れないようにする働きを持っているため顔汗の対策につながります。
肌を保湿するナノセラミドや抗菌作用を持つワレモコウエキスも入っているので、サラフェプラスを使って顔汗を抑えながら美肌を維持してみてください。